2005年シーズンに使用されたマシン
前年のB.A.R HONDA 006がいいマシンだったのもあり、2004年シーズンはB.A.R HONDAにとって良いシーズンだったが、2005年シーズンはいろいろと散々だった
失格と出場停止
開幕前のテストからマシンはエアロダイナミクスで、エンジンは信頼性に不安を抱える結果になり、開幕3戦ノーポイント
4戦目のサンマリノG.P.ではバトン3位、琢磨5位だったが、レース終了後の車検で、予備タンクに入っていたガソリンの分の最低重量不足という理由による車両規定違反により失格
予備タンクの燃料は減っておらず、最低重量を上回っていたので、一旦はレーススチュワードによりリザルトが認められたが、FIAは国際控訴裁判所にチームを2005年シーズンからの除外と、罰金10万ユーロを求めて提訴
故意ではないなどの理由により、反則ではないとのことだったが、サンマリノG.P.失格、2戦出場停止、執行猶予付きの6か月出場停止が言い渡された
2005年シーズンはFIAと参戦する自動車メーカーが対立していたので、見せしめとして厳しい裁定が下ったのではと言われている
昔からFIAは見せしめみたいなことを、ずっとやってきたから、そうなんだろうなと思うんだよね、日本のメーカーというのも、そういう事をしやすかったのでは?と思う
バトンゲート
2004年から揉めていたバトンとウィリアムズの契約問題が2005年にも勃発
バトンはウィリアムズのドライバーと主張するウィリアムズ
バトンは2006年にウィリアムズに移籍すると思われたので、B.A.R.はバトンの代わりとしてバリチェロと2006年の契約をした
その後、バトンがB.A.Rから借金してウィリアムズに違約金を支払い、B.A.Rへの残留が決まったので、佐藤琢磨のシートが無くなってしまった
6台出走のアメリカGP
アメリカG.P.では、ラルフ・シューマッハのクラッシュから始まり、ミシュランユーザーにタイヤトラブルが頻発
危険だということで、コースにシケインを設ける案をミシュランが提案するも、ブリヂストンのタイヤには異常が無いので、不公平という理由でFIAは却下
結果としてB.A.Rを含むミシュランユーザーはレースをスタートしなかった
ミニチャンプス 1/43 B.A.R ホンダ 007 佐藤琢磨 レビュー
リザルトとか走り以外で記憶に残るマシンB.A.R HONDA 007
ミニカーの出来は結構良くて、お気に入りの1つ
スプーンの様なフロントウイングや、サイドポンツーンや、そのウィングレットとか、良く特徴を捉えているなと思う
サスやフロアなど、カーボンぽいパターンが入っているし、何よりデカールで貼るならすごく面倒そうな、ウィングレットとサイドポンツーンサイドのロゴも綺麗に再現されているし、タイヤ、全体のロゴなども綺麗
Exclusive for KYOSHOとある様に、京商が関わっているから出来が凄く良いのかもしれない
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