2008年F1選手権のSuper Aguri参戦マシン
マシンは前年のホンダのマシである、RA107がベース
リア周りはエンジンの都合とかもあり、RA108と同じ
RA107とSA08で違うと思うのは、コクピットのヘルメット横のパッドの形状
リアウイング翼端板、サイドポンツーン横のサイドポットかな
スーパーアグリ、F1から撤退
2007年のSA07のから問題になっていたカスタマーシャーシ問題
いろいろあり結局はコンコルド協定で認められないことになり、2010年から禁止になった
その問題や、前年の2007年のSS UNITED GROUPのスポンサーフィー未納のよる経営難、チーム売却の噂などシーズン前からゴタゴタしていた
シーズンが始まっても毎戦毎戦なにかしらの噂やニュースがあり、チームは大丈夫、ホンダが支援する、いやココに売るなどイロイロあったけれど、最後は当時のホンダF1のCEOであるニック・フライがマグマ・グループを鈴木亜久里に紹介
マグマグループが、スーパーアグリの株を投資先から資金提供を受けて取得することに基本合意をしたが、マグマ・グループが資金提供先から白紙撤回されたことにより、資金難になったスーパーアグリは2008年の第5戦を前にF1から撤退した
今思い返せば、2004年の佐藤琢磨の不可解なエンジンブローとか、ニック・フライがホンダF1のCEOになった2005年シーズンで佐藤琢磨をチームから放出とか、こいつがイロイロと原因なんだろうなと思えることがある
スーパーアグリがいるから、ホンダは遅いんだみたいな発言もあった
彼に何も言えなかったホンダ(青山の人たち)にも失望したっけ
ニック・フライが何を考えているのか、言っていることは本心なのか、何も分からないけれど、僕は今でもこの人は好きじゃない
Super Aguriの撤退が決まった時は残念だったけれど、日本人として夢を見させてもらったので、鈴木亜久里さんには感謝しかなない
準備期間は短かったし、日本は超不景気だったし、詐欺には合うし、タイミングとしては悪かったと思うけれど、あの時期にSuper Aguriがあったことに意味があったんだと思う
佐藤琢磨がF1に参戦した最後のマシンとなったSA08
これがあったから、この後にインディカーに参戦して、インディ500優勝に繋がっているんだと思う




プラモデルならと考えると、デカールや塗分けが面倒そうなカラーリング
琢磨のヘルメットのカラーリングが、ちょっと歪んでいるけれど、全体的に気になるのはそのくらいで、その他は良くできたミニカーだと思う
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