パーティングライン消しや、合わせ目消し、エッジ出し、C面の処理など、パーツを削って形を整え作業では、ヤスリを使うことが多いですが、狙った部分だけを削りたい場合にはスクレーパーが便利です。
アルゴファイルの「マジ・スク」と、スジボリ堂の「量産型BMCスクレーパー」の2本を使い分けています。
どちらもパーツの面処理に使用していますが、刃の形状や大きさが異なるため、広い面の処理と細かな部分の加工で使い分けています。
それぞれの特徴と使い分けを紹介します。
アルゴファイル マジ・スク

パーティングライン消しや合わせ目消し、エッジ出し、C面の処理、ヒケ処理などに使用しているスクレーパーです。
デザインナイフのような金属製の刃ではなく、セラミック製の刃先を採用しているのが特徴です。
金属刃に比べて削りすぎにくく、パーツの表面をコントロールしながら削りやすいため、模型製作で使いやすいスクレーパーです。
以前はスジボリ堂の「セラフィニッシャー」を使用していましたが、刃先を折ってしまったため、代替品として「マジ・スク」を購入しました。
実際に使ってみると、セラフィニッシャーよりも刃先が太く、全体的に頑丈な印象があります。普段の面処理やエッジの修正など、比較的しっかり削りたい作業にも使いやすいです。
C面の処理に使いやすい
マジ・スクを特に便利だと感じているのが、C面の処理です。
C面をヤスリで削って作ろうとすると、削る量や角度が安定せず、面の幅を均一にするのが難しいことがあります。
その点、スクレーパーなら刃先を一定の角度で当てながら削れるため、狙った部分だけを少しずつ削って、均一な面を作りやすいのがメリットです。
パーティングラインを消す場合も、ヤスリのように周囲まで削ってしまうことが少なく、ラインに沿ってピンポイントで処理できます。
合わせ目消しの際に盛り上がった接着剤を削ったり、ヒケの周辺を整えたりするなど、「ヤスリを使うほどではないけれど、出っ張った部分だけを削りたい」場面でも便利です。
ヤスリで面を整える前の粗い成形や、細かな修正に使うことが多く、出番の多い工具になっています。
※セラミック製とはいえ刃物ですので、指やパーツに強く当てたり、無理な方向へ力をかけたりしないよう注意が必要です。
スジボリ堂 量産型BMCスクレーパー

マジ・スクでは削りにくい、狭く入り組んだ場所や奥まった部分で活躍しているのが、スジボリ堂の「量産型BMCスクレーパー」です。
細かな隙間やパーツの奥まった部分にも刃先を入れやすく、マジ・スクでは届きにくい場所のパーティングライン処理や面の修正などに重宝しています。
マジ・スクとは得意な場所が異なるため、私はこの2本を使い分けています。
タングステン鋼ならではの切れ味
刃先にはタングステン鋼が使用されており、切れ味はかなり鋭いです。
そのため、パーツに強く当てると簡単に傷を付けてしまいます。
一気に削ろうとせず、力を入れずに軽く当てて、余計な部分まで削ってしまわないよう、力加減には注意が必要です。
刃の使い分け
刃の断面が三角形になっているため、向きを変えることで使い方を変えられます。
平らな面をパーツに当てれば、面を削って形を整えることができます。
刃の角になっている部分を使えば、狭い場所のカンナがけや細かな段差の処理にも使えます。
2本のスクレーパーを使い分け
スクレーパーを次のように使い分けています。
マジ・スクは、パーティングライン消しやC面の処理、合わせ目消しなど、比較的作業範囲が広い場所の面処理に使用。
量産型BMCスクレーパーは、マジ・スクでは入りにくい狭い場所や、細かな部分のカンナがけ・面出しに使用しています。
ヤスリだけですべての面処理を行うより、スクレーパーを組み合わせることで作業効率が上がります。
スクレーパーとヤスリの使い分け
スクレーパーは削る量をコントロールしやすく、出っ張った部分やパーティングラインなどを、ピンポイントで処理するのが得意です。
ヤスリは広い面を均したり、表面を滑らかに仕上げたりするのに向いています。
スクレーパーで大まかな形を整えた後、ヤスリで表面を仕上げるという使い方をしています。
使用している工具・道具まとめ
プラモデル制作で使用している工具・道具をまとめ、それぞれの特徴や使用感を個別記事で紹介しています。



















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