海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット その1

暇なときにアマプラにあったゆるキャン△を見てはまり、プラモデルまで購入
印刷してある顔以外は成形色の肌色1色、難易度の高いキットを買ってしまったと思ったけれど、小さいのを作るのが楽しくなっていたので、毎日少しずつ作業していった

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全キャラクター共通の工作

後ハメ加工

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ4

胴体と足は、足パーツにあるT字のダボを胴体で挟み込むが、足のT字ダボをI字にしてしまえば、後ハメ加工ができる

胴体の合わせ目

胴体は前後のパーツ構成になっている
合わせ目が目立つので、パテなどで埋めて合わせ目を消していく

ダボの調整

スナップフィットなので全体にきつめに設計されているっぽい
髪の毛、帽子の房、カバンの肩ひもなど、折れやすい部品が多いし、塗装をしたら塗膜で更にきつくなる
ダボを削らずに仮組みを行うとなかなか外せなくなり、破損の原因になるので、仮組みを行いながら加減を見てダボ軸を削っておく

ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット その1:製作記事

志摩リン

帽子のボンボン(ふさふさの丸い奴)

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 志摩リン3

右側がリンちゃんの帽子
なんかボンボンがエノキみたいになっていて気になる
服の色が地味なので帽子くらいはかわいくしたいと、左側のなでしこのボンボンを複製して移植することにした

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 志摩リン4

先に組み立てた、なでしこの帽子を房を折らないように注意しながら、おゆまるで型を取る
型にUVレジンを入れ硬化させ複製したら、エノキを取った帽子に付けるだけ

各務原なでしこ

なでしこの服は合わせ目もないので、工作自体は難しくない

服のふちを薄くする

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ5

ポンチョとスカートは、プラの厚みがもろ出てしまい、完成後にも目立ちそうなので薄くすることに
厚みの部分を分かりやすくするために、マジックで厚みのある部分を塗り、カッターナイフややすりで薄くしていく

斉藤恵那

しゃがんでいる姿勢のために、後ハメした時に少し足を入れにくいので、少し入れやすくした

ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット その1:塗装

サーフェイサーはラッカーを、その他は主に水性塗料を使用している

各キャラクター共通カラー:カラーレシピ

志摩リン

基本的に、顔、髪の毛、胴体、足、ブーツ、下地の色はエアブラシ塗装、模様は筆塗り

志摩リン:カラーレシピ

各務原なでしこ

可愛い服なんだけど、塗装が最大の難関
色も多く、帽子、ポンチョ(ケープ?)は、実際のプラモの大きさを見て諦めた人も多いのでは?
自分も諦めかけたけれど、デカールを自作できれば出来るのでは?とデカールを作り始め、デカールでのカラーリングがほぼ出来上がり、その上から筆塗りすることで、ようやく完成した
マスキングテープで型紙を起こし、データを作り、貼って剥がし、データを修正したデカールの製作期間は約8カ月、もったいないのでここでデカールのデータを公開

各務原なでしこ:ポンチョと帽子のデカール

デカールのデータ
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海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこデカールのサンプル画像

デカールのサンプル画像
予備として2体分が、はがきサイズで印刷可能
*pdfに透かしは入っておりません

デカールを印刷

自分は、レーザープリンター専用の、ハイキューパーツのクリアデカールTH はがきサイズを使用しレーザープリンターで印刷
インクジェットのデカール用紙でも可能なはず
はがきサイズは100mm × 148mmなので、A4用紙の場合はカットして印刷すると無駄がでない
印刷サイズは変更せずに規定値のまま、用紙サイズなどに合わせないこと
*印刷用デカール、プリンター等の説明書をよく読み、自己責任で印刷してください

ポンチョのデカールの貼り方

最終テストの画像なので、下書きが見えてしまっているけれど、本番では再塗装後にデカールを貼っている

前後左右で長さが違うので、厳密に下から何mmで青の幅は何mmと決めても、綺麗な模様にならない
布のポンチョのように平面から立体ではなく、立体ありきで作られたポンチョなので、平面にすると変な形をしていて、模型ならではの難しさがある

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ8

上下左右余白の無いように印刷ギリギリでカット
下から約2mmの所に下段の2番から、下側の膨らみの曲線に合わせて、デカールの繋ぎ目は、ポンチョのへこみ部分にくる貼っていく
4番くらいまで貼ったら、1番を貼る
上段は下段の赤い線から2mmほど上に、2番から貼っていく

説明書の完成写真では分かりにくいが、このポンチョ左右で長さが違う
上段は前で合わさるけれど、下段は左右で上下がずれるので、正面からみて少しずれるくらいで仕上げる

この後に上から模様を塗装する場合は、隙間を気にせずガンガン貼っていく
塗装せずにデカールのみで仕上げたい場合は、2と3の赤に隙間があるように、どうしても隙間が生じるので、右上の模様からカットして使用
ポンチョのへこみ部分なので、デカールの重なりで色が濃くなっても影っぽくなって分かりにくいはず

ポンチョの後ろ側などが反っているので、デカールにシワが出やすい
シワに気を付けて貼っていく
デカール用紙の取扱説明書を読んで、ソフターなどを使用してよいか確認して使用する
自分は、水で濡らした綿棒をヒーターに当てて蒸し綿棒を作り、それを使用して密着させた
どうしてもダメな場合は、デカールにカッターで切り込みを入れるのもあり
*蒸しタオルや蒸し綿棒を使う時は、火傷に注意

帽子のデカールの貼り方

画像が無いので分かりにくいかもしれないけれど、デカールの切れている方(Cの空いてるほう)が後ろ側になるように貼っていく
帽子も綺麗な円ではないので、ゆがみが出るけれど、デカールが円ぽくなった時に、帽子の淵からも中心からも、そこそこ均等になるように貼っていく
均等になるのが目的なので、後ろ側のデカールが重なったりしても気にしない
帽子のてっぺんにボンボンがあって、ボンボン周辺の青はデカールでは無理だったので、塗装するか白いままのどちらかになる

各務原なでしこ:塗装

下地、フリスビーはエアブラシ塗装、模様は筆塗り
髪の毛のアクリジョンは筆塗り専用だけれど、アクリジョンの希釈率と同じでエアブラシ塗装できた

ポンチョと帽子の塗装

デカールを貼り、模様の全体像が見えてきたら、しわがあるか確認
しわをカッターナイフで落としたり、そこだけ貼りなおしたりして、しわの無い状態まで
貼ったデカールの模様をなぞるように筆塗りしていく

スカートの塗装
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ7

三角部分の1辺が5mmくらいの五角形を作りマスキングしている

各務原なでしこ:カラーレシピ

斉藤恵那

マフラーとチクワが見せ所
他の子たちと色合いが違うので、楽しく塗装が出来た
帽子の白い四角は、何かの余ったデカール
基本的に、ほぼ全てエアブラシ塗装、ブーツの白い部分、後ろ側のマフラー、チクワは筆塗り

マフラーのマスキング

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 斉藤恵那とチクワ5

服の色が塗り終わったら、マスキングしてマフラーの濃い色をエアブラシで塗装
2mm四方の四角いマスキングテープを市松模様になるように並べ、マフラーの薄い色をエアブラシで塗装
非常に面倒で、塗装時間よりもマスキングの時間のほうが遥かにかかるが、マスキングテープ全てを剥がした時の喜びは大きかった

斉藤恵那:カラーレシピ

チクワ:カラーレシピ

土台

レッドブラウンとウッドブラウンをムラな感じで塗装
後でジオラマにして、芝生をはやす予定なので今はまだ途中

デカールとトップコート

顔のデカールを貼り、水性ホビーカラー プレミアムトップコート UVカットスムースクリアでつや消し塗装

ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット その1:完成ギャラリー

志摩リン

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 志摩リン1
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 志摩リン2

各務原なでしこ

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ1
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ2
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 各務原なでしこ3

斉藤恵那

海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 斉藤恵那とチクワ1
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 斉藤恵那とチクワ2
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 斉藤恵那とチクワ3
海洋堂 ARTPLA ゆるキャン△ キャンプセット 斉藤恵那とチクワ4

その1の感想

箱を開けて、細かい、小さい、肌色一色、難しそう
作業を始めて、壊しそう、無くしそう、落としてどこ行った?、塗れんのかな?コレ、なでしこのポンチョと帽子どうしよう…、塗ってる時間よりも、洗浄の時間の方がながいなぁ
こんな感じだった
1/24スケールは小さかった、でも根気よく作業を続けたら完成できた
少しは手先器用になったかな?とも思えたし、小さい物に筆塗りする楽しさも覚えた
なにより可愛いので良しとする

実物はそうでもない部分でも、写真にすると粗が目立つ
リップクリームの長さは75mmだけど、並べるとでかく見えるね

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