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ガンプラHGシリーズ

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE モノアイレール&関節改造

好きなモビルスーツの1つ、ズゴックE。
作るなら気合を入れてと決めていたので、今回は頑張ってみた。
モノアイの可動化、腕と足の関節追加と、やりたいこといっぱい。
実現に向けてイロイロと考えながら製作したので、3年かかった。

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バンダイ HGUC ズゴックE:製作記事

ジェットパックをマグネット接続に改造

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE ジェットパックの磁石接続

キットのジェットパックの穴に差し込むだけの接続方式だと塗装がはがれそうなので、ネオジム磁石を仕込んだ。
キットのまま接続し磁石を挟み、本体側で他パーツと干渉しないのを確認。
位置が決まったら瞬間パテで固定。
アンテナは真鍮線に置き換えた。

バイス・クロウ

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE バイス・クロウ 肉抜き穴埋め

爪に肉抜き穴があるのでパテ埋め。

後ハメ加工

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 脚 後ハメ加工

合わせ目を消すために、足首のアーマーを後ハメしたいので、軸の受け側である脛パーツを削った。
左:加工後 右:加工前

肩アーマー

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 肩アーマー 後ハメ加工

合わせ目を消すために、肩アーマーを後ハメしたいので、画像のように加工。
肩の軸が変わった形をしているのと、肩のパーツの穴が円ではないので、パチンとはめることが不可能なため、軸が通る円の下側をカットしないで横から入れる形にした。

股間パーツの改造

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 股間パーツ改造

あっさりしていたので、ピンバイスとデザインナイフを使ってくり抜いた。
ウェーブのプラバンを入れてそれらしく、筒状のパーツもくり抜いて変更。

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 股間パーツ改造後

さらに新規パーツを付けた。
仮組してから気が付いたけれど、完成後はほぼ見えない。
でも工作スキルアップと思うと無駄でもないはず。

腕と足に関節追加の改造

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 腕改造前

フレキシブルに可動しそうな腕と足だけれど、キットは肘と膝にしか関節が無い。

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 腕と脚のフレキシブル可動化 関節パーツ

無いなら作るべしということで、キットの関節を元に余ったポリキャップと余ってた関節パーツで関節を追加。
画像は腕のパーツだけれど、同じことを足のパーツでも行う。

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 腕と脚のフレキシブル可動化 改造後

肘だけじゃなくて、腕全体が曲がるようになる。

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 腕と脚のフレキシブル可動化 改造後2

足に追加した関節のおかげで、よりズゴックらしいガニ股にできる。

モノアイ可動化の改造

簡単にできそうだよねと始めて後悔したところ。
HGシリーズなので黒いパーツにモノアイを付けるだけの構造。
ズゴックEは、シールじゃなくて透明パーツなだけまだいいのかもしれないけれど。
頭の中にスペースはあるし、何とかなるだろうで始めたけれど、モノアイパーツの代わりになる、モノアイレール基部を作らねばならないわけで、プラバンで始めたけれど綺麗な曲線にならず、何度も失敗し作業中断。
放置し他のキットを作りながら考える日々。

モノアイ可動基部のサイズの決め方

サイズの測り方は、ボディのモノアイの淵部分にマスキングテープを貼り、マジックでアウトラインを取って、そこからボディと基部の隙間分をマイナスしたりして決定している、基準はボディの淵。
プラバンで試行錯誤していたときも、3Dプリンターもサイズは一緒。
モノアイレールの強度不足で3Dプリンターにしたので、プラバン工作に自信がある人は、すぐにできると思う。

3Dプリンター出力

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE モノアイ可動改造 3Dプリンタ出力

ある日、プラバンで自作するのではなく、3Dプリンターを使えばいいのでは?と思って3DCGを作製し出力した。
パーツが分割されているのは、横から見ると前側が下がっているへの字の形状をしているので、フィラメント節約のため。
我が家の3Dプリンター、Anycubic i3 Megaで出力。

PLAの接着

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE モノアイ可動改造 パーツ仮組み

フィラメントはPLA(ポリ乳酸)という素材。
これは普通のプラモデル用の接着剤では接着しないし、プラスモデル用のパテも食いつきが悪く使いにくい。
手持ちの接着剤で何とかできないかと実験した結果、流し込みの接着剤とプラペーパーならPLAと接着することが分かった。
これでプラモデル用の接着剤もパテも使える様になる。
プラペーパどうしを接着して2つを1つに、ボディと頭部と接続できるようにプラパイプを接着した。

頭部の加工とモノアイ

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE モノアイ可動改造 頭パーツ加工

頭部はモノアイの柱が内側に太いので、折らないように削っていく。

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE モノアイ可動改造 モノアイ接続方法

モノアイはネオジム磁石にHアイズを接着したもの。
それをもう1つのネオジム磁石で、モノアイ基部を挟んで固定してある。
モノアイが動かせるように、頭部は接着せずに、はめ込み式にしてある。

バンダイ HGUC ズゴックE:塗装

カラーレシピ

  • 下地:GSIクレオス Mr.サーフェイサー1000

  • 本体などダークグレー:GSIクレオス Mr.カラー C317 グレーFS36231
  • 腕などライトグレー:ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII

  • 関節、クロウ、ジェットパックなど:自作カラーサフ(Mr.サーフェイサー1000 + ガイアカラー サーフェイサー エヴォ ブラック + Mr.ベースホワイト 1000 + Mr.カラー フラットベース (なめらか・スムース) 各1ずつ)
  • 赤:ガイアノーツ 003 ブライトレッド
  • バーニア:ガイアノーツ 020 ガンメタル

ウェザリング

  • スミ入れ:ガイアノーツ エナメルカラー GE-02 ブラック
  • チッピング:GSIクレオス 水性ホビーカラー H32 ダークグレー
  • ウォッシング:GSIクレオス Mr.ウェザリングカラー マルチホワイト

  • 最終仕上げ:ガイアノーツ Ex-04 Ex-フラットクリアー

バンダイ HGUC ズゴックE:完成ギャラリー

バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE モノアイレール&関節改造 塗装 ウェザリング 製作レビュー
バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 前
バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 下側
バンダイ HGUC 1/144 ズゴックE 後ろ

関節のフレキシブル可動、腕は効果が分かりやすい。
足はまぁ、苦労した割には分かるかな程度かな。
モノアイ可動は、苦労したけれど効果があってカッコよく決まる。
肩のスラスターとジェットパックは好みでダークグレーにしてある。

改造したい箇所が多かったので、時間もかかったキット。
モノアイ基部だけで1年かかっているから、やっぱり自分の工作スキルに合ったアイデアが重要なんだなと再認識した。
3Dプリンターがなければ、きっとまだ完成していなかった。

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