中学生の頃に見ていた機動警察パトレイバー。
カッコいいロボット漫画って感ではない事、軍隊ではなく警察な事、主要キャラが少年少女ではなく大人なのも魅力だった。
MODEROIDで発売されるって知った時は嬉しかった、当然のようにAV-98イングラム&ブルドッグセットを購入。
購入してからすぐに製作を始めたけれど、購入後(21年09月)に体調が悪化して入院。
さらに次の年(22年06月)も入院したのでまだ体調は良くない、イングラム零式などはまだ未完成(23年1月現在)。
ブルドッグ:製作記事
コクピット改造の計画
ブルドッグは航空機の様なキャノピー特徴で、コクピット丸見えなのに人が乗っていないので、人を乗せるために改造を行った。

いつ買ったのか、たまたま家に合ったハセガワ 1/72 アメリカ パイロット /グランド・クルーセットのフィギュアを座らせようとしたところ、座面とひじ掛けが高くて入らないけれど、横幅はぴったりだったので、座面を下げてフィギュアを操縦している作業員に改造することにした。
椅子を作りながらフィギュアも作る
座面が高く足が入らないので、座わるとキャノピーが閉まらない。
まずは座面とひじ掛けをノミなので彫り、背もたれとヘッドレスト、ダッシュボードの3つを残す。
座面とひじ掛けが無くなったら、1/72のフィギュアを改造していく。
下半身と腕はパイロット、上半身はクルーを使っていくので、この辺?ってとこでエッチングソーで切っていく。
座面の無い椅子に上半身を入れて、ヘッドレストに頭が来てキャノピーが閉まるイイ感じのところで、瞬間接着剤で点付けして仮固定。
下半身を上半身に仮止めしたら、上から見て見えない足先などをカット。
座面や上半身の関節やダボの邪魔にならないようなら、そのお尻に合わせて座面をプラバンで製作。
腕を調整しながら仮固定したら、プラ棒でひじ掛けを製作。

フィギュアが座ればほとんど見えないので、ざっくりな感じで作ってある。
フィギュア製作
腕、下半身はパイロットから、上半身は整備兵を使用し、瞬間接着剤で仮止めしながら、きちんと座れるように背中を削ったり、お尻を削ったり、お腹が自然に見えるようにパテ使ったり、操縦桿を握って見える位置になるように腕や上半身を、座面と現物合わせで調整していく。
全体の調整が終わって座れるようになったら、キャノピーが閉まるか確認。
座面で確認しているけれど、フィギュア製作中にずれている可能性があるので念のため。
キャノピーと干渉するなら、お尻を削ったりして調整。

それっぽくなったら完成。
キャノピー閉めたら、あんまり見えないかもと思いながら作業していた。
工作作業としては、座面とフィギュアが一番時間掛かっている。
塗装後のフィギュアと座面
両方ともに、水性塗料を使い筆塗りで塗装して仕上げた。
フィギュアはあえてちょっと日焼けっぽくしてある。

ヘルメットがあったほうがらしいのでは?作業服はグレーかな?など悩んだけれど、答えが出なかったので最初のままにしてある。
基本工作
スジボリなど彫り直し
スジボリが浅いところがあるのでタガネで彫り直し、肩や腕、丸い凹モールドもピンバイスを使って深く彫り直し。
表面処理
接着剤不要のスナップフィットなので、ダボが大きく表面にヒケが出来ているので丁寧に表面処理。
ディテールアップ
背中や腰など少し寂しい部分があったので、プラチップを貼り付け。
背中に短いアンテナを追加。
ブルドッグ:塗装とオリジナルデカール
基本塗装
基本はエアブラシ塗装。
本体色が黄色なのでサーフェイサーを吹いた後に、ベースホワイトを塗装。
全体が黄色になったらマスキングをして各色を塗装していく。
黒と赤の縞模様はシールからサイズを測ってマスキングで塗装。
白は筆塗り、ライトはマスキングしてシルバーをエアブラシ、ウインカーのオレンジは筆塗り、腰のライトはラッカーでシルバーを塗装してからエナメルの黒を拭き取ってある。
スミ入れはエナメルのブラック。
本体色カラーレシピ
- 下地:GSIクレオス Mr.サーフェイサー1000
- 下地2:GSIクレオス Mr.ベースホワイト 1000
- 本体:GSIクレオス Mr.カラー C113 RLM04イエロー + GSIクレオス Mr.カラー 原色 色ノ源 CR3 イエロー
- 関節カバー:ガイアノーツ 074 ニュートラルグレーIV
- 腕黒:ガイアカラー Ex-02 Ex-ブラック
- 腕赤:ガイアノーツ 003 ブライトレッド
- 足:タミヤ アクリルミニ XF-85 ラバーブラック
- 白:シタデルカラー CERAMITE WHITE
- ライト+ウインカー下地:ガイアノーツ Ex-07 Ex-シルバー
- ウインカー:GSIクレオス 水性ホビーカラー H92 クリアーオレンジ
- コクピット脇インテーク、背中パイプ、アンテナ、ボディ上網、股間インテーク:自作カラーサフ(Mr.サーフェイサー1000 + ガイアカラー サーフェイサー エヴォ ブラック + Mr.ベースホワイト 1000 + Mr.カラー フラットベース (なめらか・スムース) 各1ずつ)
- 手黒&アーマー裏:GSIクレオス 水性ホビーカラー H32 ダークグレー
- 回転灯:GSIクレオス Mr.カラー C173 蛍光オレンジ
- キャノピー内側から:GSIクレオス Mr.カラー C101 スモークグレー
- スミ入れ:ガイアノーツ エナメルカラー GE-02 ブラック
デカール作成
ナンバープレートが無いとすごく寂しいので、パソコンでデータ作成してデカールに印刷した。

保護のためデカールが完全に乾燥したら、クリア塗装をする。
汚し塗装
基本塗装が終わったら汚し塗装。
実際の重機は思ったよりも汚れていなくて綺麗な車体が多く、汚れていても車体下部や作業部分に集中している。
それを踏まえてそれっぽくでなるように、ボディなどはアップにすると分かる程度に、足首から下の塗装剥げが目立つようにした。
ラッカーのつや消しクリアを薄く何度も重ねて、水性で爪楊枝やスポンジを使ってチッピング、マルチグレーでフィルタリング、最後につや消しクリア。
チッピングなどレシピ
- チッピング:GSIクレオス 水性ホビーカラー H32 ダークグレー
- 足砂汚れ:GSIクレオス Mr.カラー C44 タン
- フィルタリング:GSIクレオス Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
- 仕上げ:ガイアノーツ Ex-04 Ex-フラットクリアー
表面処理と塗装中はスマホやカメラが汚れるのと、埃などが出るのが嫌で撮影してません。
画像が無くて申し訳ないです。
ブルドッグ:完成ギャラリー






トミカは箱のサイズで作られているので、スケールが統一されていないんだけど、ほほ1/60なのでピッタシ。
作業用レイバーなので、木材運搬車とミキサー車と一緒に飾っておくと作業中みたいでイイ感じ。





















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