エアブラシで塗装するのに必要な希釈(溶液に水や溶媒を加えて薄めること)
希釈の割合と希釈と希釈した塗料の保管で使っている工具の紹介
塗料の希釈
希釈で使う道具
紙コップ
100円ショップなどで購入
塗料とうすめ液を入れるのに使用
サイズに種類があるけれど標準の7オンス(205ml)で大丈夫
スポイト
100円ショップなどで購入
うすめ液を入れるのに使用
うすめ液の容器が縦長なので、短いものではなく、ある程度長いもの
撹拌の棒
瓶に入っている塗料の撹拌は、タミヤの調色スティックの平らな方を使用
使用しているうすめ液
ラッカー塗料
ガイアノーツ、Mr.カラーであっても、ガイアノーツのモデレイト溶剤を使用している
ガイアカラー薄め液にリターダーと香料が入っているもの
リターダーでエアーブラシ塗装での白化現象を抑え、香料で溶剤の独特な臭いを軽減している
*画像のモデレイト溶剤は2021年に購入したもの、現在はモデレイト プラスになっている
モデレイト溶剤のレビュー
ガイアノーツの溶剤モデレイト溶剤は光沢塗装が綺麗にでき、また湿度の影響を受けにくく白かぶりしにくいので重宝している
リターダーで乾燥が遅いので、メタリック塗装には不向きだけれど、塗料の量を絞って薄く吹けば綺麗に塗装できる
水性ホビーカラー
クレオスの水性ホビーカラーうすめ液を、水性ホビーカラーとタミヤのアクリルで使用している
タミヤのアクリルの溶剤は容器が四角過ぎて、最後のほうひっくり返しても出てこないときがあるから
アクリジョン
アクリジョン専用 うすめ液エアブラシ用を使用している
アクリジョンはこれしか使えないらしいのでこれ一択
塗料の希釈濃度の目安
各メーカーに書いてあるのを参考に、好みの問題で多少の変更はあるけれど、ほぼ同じ感じで希釈
ラッカー塗料
- ガイアノーツ:塗料1:薄め液1.8~3(メタリックは少し多め)
- Mr.カラー:塗料1:薄め液0.9~2
公式よりも少し濃いめで作るときもある
同じ色でも、溶剤が飛んでいる時や、塗料によってはサラサラしていると感じる塗料もあるので、瓶を開けてから濃度は決める感じ
水性塗料
- 水性ホビーカラー:塗料1:薄め液1
- アクリジョン:塗料1:薄め液0.3
- タミヤカラー(アクリル):塗料1:薄め液0.7~1
希釈のやり方
塗料1に対してうすめ液1~3の場合
紙コップに良く撹拌した塗料を入れ、空になった塗料瓶にうすめ液を入れる方法
塗料瓶に入っていた塗料と同じくらいのうすめ液を入れ、残っている塗料を撹拌して溶かして紙コップに入れれば、塗料1:薄め液1は簡単にできる
塗料1に対してうすめ液0.Xの場合
1対1未満は難しく、目分量で行って痛い目にあってから、きちんと測るようにしている
使用しているのはキッチン用のデジタルスケール
塗料が付着してしまわないように、希釈で使用する時は、ビニール袋をかぶせて使用している
0.1g単位で測れるスケールは、1つ持っていると便利に使える
希釈した塗料の保管
希釈すると塗料瓶よりも多くなるので、最初の塗料瓶には入らなくなるので新しい容器が必要になる
ラッカー塗料の保存
溶剤に強い容器が良いので、色々試してガラス瓶に落ち着いた
使用しているのはUMサンプル瓶
塗料の希釈後の容量を考えて、50ml、100ml、200mlと3種類を常備してある
塗料1本を希釈すると考えた場合
- Mr.カラー:10ml瓶、塗料1:溶剤1で20mlなので、50mlの瓶
- ガイアノーツ:15ml瓶、塗料1:溶剤2~3で、なので15ml~60mlなので、100mlの瓶
- その他多く使う塗料や大きい瓶の塗料:200mlの瓶
こんな感じで50mlと100mlが多い感じ
エアブラシに移すとき
瓶を振って撹拌するわけにもいかないので、薬さじを使って撹拌し、瓶からドバっと入れるのではなく、少しづつ移して使用している
薬さじではなくても、マドラーでも大丈夫
プラスチック製とかでなければ、シンナーで掃除もできるので安心
水性ホビーカラーなどの保管
ハイキューパーツ エアブラシ用DPボトル各容量と、スポイドボトル50mlを併用している
DPボトルにも50mlがあり使用しているけれど、スポイドボトルは調色した塗料専用にしている
ラベルを貼ったりしても間違うことがあるので、念のため容器を変えている感じ
どちらのボトルも少量を取り出すのに便利だし、色を混ぜる時も何滴と何滴で混ぜたと同じ色を作りやすくていい
DPボトルは倒れやすいけれど、紙コップの底に輪っかにして両面にしたマスキングテープを貼って、そこにボトルを立てれば簡単には倒れないし、ボトルの口にうまく入れられなくて、こぼしても紙コップがあるから大丈夫なのでおすすめな方法
塗料のボトルや瓶の保管
ツールボックスに入れて保管をしている
ラッカーは瓶で重くなるので入れ過ぎないように注意している
ツールボックスだと入れただけで暗所になり、紫外線などを防げるのが良い点
希釈中でも防毒マスクの着用を
希釈の作業中でも有機溶剤は揮発するので、健康を害さないように防毒マスクは着用しましょう
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