ミレニアム・ファルコンのプラモデルは子供の頃から作りたかったんだけど、なかなか縁が無くて今まで作っていなかった。
バンダイから発売されるなら、クオリティも組み立ての質も良く知っているので、安心して購入。
バンダイ 1/144 ミレニアム・ファルコン：製作記事
LED電飾 エンジン発光
エンジンは発光させたいので、LEDを組み込みたい。
自分で配線するのもいいんだけど、明るくなるくらいのLEDの量を半田付けするのは面倒なので、クリスマスツリーで使うようなLEDを探した。
見つけたLEDは、イルミネーションで2m LED数20個 電池式の青。
2mもの長さはいらないんだけど、これしか見つからなかったのでこれを使用。
綺麗に発光するようにLEDの間隔を調整して、電池ボックスが入るように台座をプラ板で底上げした。
LEDの配線を通すため、組み立ての手順をよく考えないと配線が出来なくなる可能性がある。
台座に配線が通るような穴をあけ、電池ボックスのスイッチを操作できるような穴もプラ板に開けて電池ボックスを固定。
船体下面にある台座の穴のあるパーツに小さな穴を開けて、配線が通るスペースを確保。
塗装が終了したら、台座から出ている配線を本体下面に固定してから、本体上面などを組み立てるようにと手順を決めておく。
ダメージ加工
このファルコン号、銀河系最速のガラクタとよばれるだけあって、外見はゴチャゴチャしているし、過去の戦闘のダメージも残っていたりする。
残念ながら、このキットにはダメージ加工がされていないので、ダメージを自分で加えていく必要がある。
ネットで探すとダメージ箇所を詳しく解説した、イロイロすごい完成度のプラモが出てくるので、それらや映画の画像を参考にマイクログラインダーでダメージ加工をしていった。お手本にさせて頂いた方々ありがとうございました。
塗装
このキットの最大の見せ場は塗装だと思う。
どう汚すかなんだけど、こういう感じの汚し塗装は経験が無く、考えても始まらないのでやってみることに。
コクピットはクリアパーツを選択
フィギュアやコクピットを塗装後、クリアパーツを接着。塗装に備えてマスキング。
上下の円盤、コクピットブロック、側面、先っぽの三角の2つは接着せず、軽くはめ込むだけ、ブラスター（砲塔）と、その窓のクリアパーツ（要マスキング）、アンテナなどって感じで、本体と小物に分けて塗装準備。
バンダイ 1/144 ミレニアム・ファルコン：塗装
LED電飾の遮光もしなければならないので、全体（内側も）が真っ黒になるまで下地塗装。
パネルの繫ぎ目や側面などのパイプ下に下地が残るように本体色を塗装。
カラーレシピ
本体塗装
- 下地：自作カラーサフ（Mr.サーフェイサー1000 + ガイアカラー サーフェイサー エヴォ ブラック + Mr.ベースホワイト 1000 + Mr.カラー フラットベース (なめらか・スムース) 各1ずつ）
- 本体色：ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII
- パネルグレー1：ガイアノーツ 071 ニュートラルグレーI + GSIクレオス Mr.カラー C74 エアスペリオリティブルー適量 + ガイアノーツ Ex-01 Ex-ホワイト少量
- パネルグレー2：ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII + ガイアカラー Ex-02 Ex-ブラック少量
- パネルレッド：GSIクレオス Mr.カラー C68 モンザレッド + ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII少量
- パネルイエロー：GSIクレオス Mr.カラー C4 イエロー + ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII少量
ウェザリング
- 各パネルの剥がれ：ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII
- ウォッシングとスミ入れ：ガイアノーツ エナメルカラー GE-02 ブラック
- パステル：タミヤ ウェザリングマスターB(スノー・スス・サビ)
- 仕上げ：ガイアノーツ Ex-04 Ex-フラットクリアー
台座
台座は砂漠っぽくなっているけど、モールドしかないのでなんか寂しい。
ジオラマベースを作った時の、タミヤ 情景テクスチャーペイント 砂 ライトサンドがぴったりだと思ったので、台座表面をスポンジヤスリで荒らしてから、バターナイフでペタペタ塗りまくった。
全面に塗ったつもりでも、乾くと台座のプラが見えてしまうこともあるけれど、重ね塗りができるので、乾いた上からまたペタペタ塗った。
塗装じゃなかなか難しいけれど、きちんとザラザラしているし、簡単にリアルな台座になったので大満足。
バンダイ 1/144 ミレニアム・ファルコン：組み立て
塗装が完了したら組み立て。
LEDをエンジン回りに仮配置し、遮光が完璧か再度確認したら、グルーガンで固定。
各マスキングを剥がして組み立てたら本体は完成。
組み立ては今後のLEDのメンテナンスなどを考え接着はしていない。
バンダイ 1/144 ミレニアム・ファルコン：完成ギャラリー
キット的に組み立ては簡単、塗装は大変って感じかな、でもまぁ、塗装が山場のキットだしね。
映画のものと汚れ具合とか色味が多少違くても、気にせずに勢いとノリで塗装していった。
ゴチャゴチャしているメカ部分には、主にタミヤのプラモデルが使われていたのは有名なお話し。
このキットを作っていて1番楽しかったのは、戦車の部品だ、エンジンだ、トランスミッションだ、サスペンションだって分かること。
これV12っぽいからフェラーリ？これはフォードV8？戦車のサス？なんて探しながら組み立てるのも楽しい。
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