ジオラマベースを作った理由
デザイン関係の仕事でテクスチャーが必要になった。
実物の写真を撮りに行くのがベストなんだけど、費用を考えるとわりに合わないので、ジオラマで代用できないかと考えた。
考えたはいいけど、ジオラマのベースなんて作ったことない。
どーしようか考えてもコレが失敗したら各地にロケハンしなきゃならないかもしれないなら、とりあえずやるしかなかった。で、やったらそれなりに出来たので、初心者が作った簡単なジオラマベースの作り方を記事にしてみようと思う。
実験的にジオラマを作成したので、木の枠などは無く、TAMIYA スチレンボード3mm厚に直接作業している。
砂漠のジオラマベース製作

タミヤ 情景テクスチャーペイント 砂 ライトサンドを、100均のバターナイフでそれっぽく盛ってみた。
失敗例

半日ほど乾燥させると、ぺったんこ。
ほどよく波打った砂丘っぽくしたんだけどなぁ、上の画像のまま乾燥するんじゃないんだと思いつつ、見た感じは砂っぽいので、溶剤が飛ぶとこんなもんなのかもと納得。

ぺた~ん あの凹凸はどこ?って感じ。
こんな感じで一切高低差の無いつまらない感じになってしまった。
きちんと下地を作ったうえで盛っていく方が良いと思った。
再チャレンジ

スチレンボードにファンド 石粉粘土をペタペタ盛っていき、乾いたら木工用ボンドで接着こんなもん?って考えていたけど、ちゃんと考えなかったと後で後悔することに。

石粉粘土で高低差を出したところにティッシュを被せ、木工用ボンド1:水3をよく混ぜた物を筆で塗布していく。
ティッシュがシワになるように出来たら乾燥させ、情景テクスチャーペイントをバターナイフで薄く塗っていった。

出来上がりは、こんな感じ。
う~んイメージと違う、もっと高低差出るかと思った。
でも、ティッシュのシワの分動きのある感じにはなった。
砂漠の様な砂紋にするには、適当じゃなくきちんと頭使わないとダメなんだなと後悔。

でもまぁ、戦車とか乗せるとなんかいい感じ、それっぽく見える。
履帯の跡がないから変だけど。

砂の表現を簡単にしたいなら、簡単にできるのでおススメ。
ガンプラのアクションベース2 の台座部分などに使えば、それっぽく出来ると思う。
バンダイ スターウォーズ 1/144 ミレニアム・ファルコン(フォースの覚醒)でも台座に使用した。
台座には砂丘の模様があるので、塗るだけで簡単にそれっぽくなった。
市販のベースに使うのが簡単で効果的な使い方だと思った。






















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