プラモデルのウェザリングでは、専用塗料やエナメル塗料を使った表現が一般的ですが、もっと手軽に汚し表現を楽しみたい場合に便利なのが水彩色鉛筆です。
ウェザリング塗装に、三菱鉛筆の「ユニ・ウォーターカラー」を使用しています。

水彩色鉛筆を使ったウェザリング方法
使用するタイミングは、基本塗装やデカール貼り、ウォッシングなどが終わった後がおすすめです。
特につや消し面では色鉛筆の粒子が乗りやすく、自然な汚れ表現ができます。
使い方は簡単です。
- 汚したい場所に色鉛筆で直接描く
- 水を含ませた筆や綿棒でぼかす
- 濃さや範囲を調整する
ポイントは、最初から濃く描かないことです。
水彩色鉛筆は水で簡単に薄めたり消したりできるため、少しずつ色を重ねることで自然なウェザリングになります。
水を多く使うと色鉛筆の色が流れてしまったり、水滴の跡が残ることもありますが、失敗しても修正しやすいのが大きなメリットです。
雨垂れや部分的な汚れ表現におすすめ
水彩色鉛筆は、サビ汚れや雨垂れなど、部分的なウェザリングで特に活躍します。
例えばサビ汚れなら、赤と茶色を重ねて描くだけで、色の割合を調整しながら微妙な色の変化を簡単に表現できます。
塗料で同じことを行う場合は、その都度色を調色する必要がありますが、水彩色鉛筆なら描き足すだけなので手軽です。
少しずつ色を重ねられるため、濃さや色味を確認しながら自然なウェザリングに仕上げられます。
下の記事で紹介している、スコープドッグやサンドランドの戦車の茶色の雨垂れ表現は、水彩色鉛筆を使用しています。


水彩色鉛筆の注意点
便利な水彩色鉛筆ですが、広い範囲のフィルタリングには向いていません。
機体全体の色味を変えるような表現では、Mr.ウェザリングカラーなどの専用塗料の方が効率的です。
水彩色鉛筆は、雨垂れは部分的な表現など、最後の仕上げに少し追加するウェザリングに向いている画材です。
個人的な感想
水彩色鉛筆は、塗料や溶剤を準備する必要がなく、失敗しても簡単に修正できるため、ウェザリング初心者にも扱いやすいアイテムです。
本格的な汚し塗装だけでなく、「あと少しだけ汚れを追加したい」という時にも使いやすく、一組持っておくと便利な画材だと思います。



コメント