塗装は基本的にエアブラシを使用
いろいろ揃えると高いけど、揃えてしまえばずっと使えるし、便利だし綺麗に塗装できるのでおすすめ
エアブラシ
エアテックス ビューティーフォー+ 0.3mm
ラッカー塗装時にメインで使用しているエアブラシ
口径が0.3mmなので、ガンプラから戦車など、そんなに面積が広くないベタ塗やグラデーション塗装で使用している
本体色が赤いのを選んだのは、すぐに0.3mmと分かるように
GSIクレオス LWAダブルアクション PS266 0.5mm
水性ホビーカラーとメタリック塗料(ラッカー含む)がメインで使用しているエアブラシ
詰まりやすいアクリジョンやメタリック塗料で塗装するので、0.5mmを使用している
エアテックスのエアブラシと本体色を変える事によって、口径サイズを分かりやすくしている
あくまでも水性メインであって、0.3で水性を塗装する時も、ラッカーで0.5で塗装する時もある
GSIクレオス LWAトリガータイプ PS290 0.5mm
ラッカー、水性に限らず、クリア塗料専用エアブラシ
上のPS266でクリア塗装もしていたけれど、普通の塗装とクリア塗装を同時に行いたくなり購入
クリア塗装前の丁寧な洗浄が面倒だったので、クリア専用になってツールウォッシュの使用量も減った
タミヤ HGエアーブラシワイド トリガータイプ 0.5mm
所有している中で1番古いエアブラシ、使いやすく疲れないのが好き
これはサーフェーサー専用で40ccのカップに変更している
塗装に失敗したり、サフで見つけられなかった傷を塗装後に見つけたときに、エアブラシが1本しかないと、本番の塗料を捨てる→エアブラシを洗う→サフを入れる→サフを吹く→エアブラシを洗う→本番の塗料を吹くって、手順がすっげー面倒だし塗料などが勿体ないと気が付いてから複数持つようになった
コンプレッサー
コンプレッサーは、ホルベインのワーサー15Aを使用
オイル式コンプレッサーで低騒音なこと、最高圧力0.6Mpaと高圧力なのが特徴のコンプレッサー
ただし、オイルが入っているので傾けられないこと、重さ16kgもあること、高価なのが弱点かも
机の下のスチールラックの一番下に置いてある
滅多に出さないので、カバーについている取っ手は外してある
昔はクレオスのリニアコンプL5を使用していたけれど、最高圧力が0.12Mpaで自分が塗装するには足りなかった、またウェーブのコンプレッサー317も試したけれど、これは音が苦手で、両方ともに手放して、ワーサー15Aにした
エアブラシ用アクセサリー
複数のエアブラシを持っているので、エアブラシとホースをねじることなくカチッとはめられる、Mr.ワンタッチマックジョイント・1/8(S)を各エアブラシに取り付けている
また、レギュレーターで取り切れなかったことを考え、Mr.ドレン&ダストキャッチャーⅡライト<エア調整機能付>をホース側に付けている
エアブラシの下側が長くなるけれど、使いにくいと感じたことはないし、PS290では持ち手っぽくなって使いやすくなった
防毒マスク
エアブラシ塗装では必須な防毒マスク、シゲマツのマスク本体TW02Sと、吸収缶の有機ガス用 TS/OV
エアブラシ塗装は有機溶剤と塗料のミストが飛ぶので健康を考え着用している
昔は3Mの6000シリーズのマスクを使用していたけれど、コロナ禍の時に吸収缶が手に入らなくなり、新たにシゲマツのマスクを購入してからこれを愛用している
温湿度計
塗装は温度と湿度が乾燥や品質に影響するので、必要になる温湿度計
湿度は誤差があるので目安になるけれど、感で塗装を始めるよりか、確認してから塗装したほうが良いし、白くかぶった時に湿度がどのくらいだったかを把握することにより、何が失敗の原因だったのか把握することができる
湿度計の選び方としては、測定精度を公表していて、湿度の精度が±5%程度の商品が良い
±5%で測れる湿度が何%から何%までで、その他は±10%と書いてあったりするので、±5%で測れる範囲が広いものが良い
画像の湿度計は2回塗料をぶちまけて、湿度が測れなくなってしまった直後
湿度計は寿命が持って5年くらいなので、こまめに買い替えたほうが良い
今現在使用しているものは、タニタのT559
比較的安価で、精度も湿度:35~75%±5% それ以外±10%なので重宝している
持ち手
目玉クリップを使用しているときもあったけれど、最近はGSIクレオスのネコの手 持ち手棒と、HOBBY BASEの逆作用の塗装棒を使用している
塗装ブース
エアテックス ウォーターブース Niagara/ナイアガラを使用
エアブラシでの塗装の仕方
塗料の濃度、エア圧、距離などで仕上がりが変わるので、エアブラシ塗装は難しい部分があり、慣れるまでが大変な部分はあるので、目安程度に自分のセッティングを書いてみる
湿度
かぶりや水吹きが気になるので、プラモデルの塗装をする時に気になるのは、やっぱり湿度
むかし印刷屋さんで働いていたころ、インクなどを取り扱う会社に過去に塗料を扱う会社にいた人がいて、その人に聞いた事がある
あくまでも目安として、温度は15度から30度くらい、湿度は15%から65%くらいが最適な塗装環境と教えてくれた
あとは湿度計で確認して塗装してみて判断するのがいいと思う
自分は湿度60%までを目安に、エアブラシ塗装をしている
エア圧
- ラッカー:0.08Mpaから0.12Mpa
- 水性ホビーカラー:0.15Mpaから0.25Mpa
- アクリジョン:0.12Mpaから0.2Mpa
他の方々よりも少し圧が高めだと思う
エア圧が低いと塗料の濃度を薄めにしなければならず、濃度設定がシビアになり、各塗料で濃度を調整する必要が出るし、薄い塗料を何度も吹くために、ムラが出来たりと何かと難しかった
濃度が高くても高いエア圧で吹けるなら、その方が吹く回数が減るので、ムラになりにくく時短にもなる
アクリジョンのエア圧は低いほうが良いという記述もあるけれど、垂れやすく感じたので、距離を少し離してエア圧高めで砂吹きっぽく塗装している
口径
塗料によっての詰まりやすさ、塗装する面積によって変えている
- 0.3mm:面積狭い、ラッカー系、詰まりにくい塗料
- 0.5mm:面積広い、水性&アクリジョン、メタリック塗料、詰まりやすい塗料
距離と塗料の量
割と離し気味で塗料は少なめで塗装している
最初は、距離は離し気味、塗料少なめ、2回目以降から、距離は近め、塗料多め
エアブラシの掃除
ガイアノーツのマイルドツールウォッシュを、AZの有機溶剤対応トリガー式スプレー500mlに入れて使用している
有機溶剤対応トリガー式スプレーは、Xで拝見させていただいて、便利そうなので購入したら、すごく便利だった
ワンプッシュをエアブラシに入れて、うがいさせている
アクリジョンはアクリジョン専用のツールクリーナーを使用し、うがいさせずに使い古しの筆でカップ内などを洗浄している
うがいさせると中で固まって詰まってしまうので、うがいはしないほうがいい
カップの中のこびりついた塗料などは、キムワイプで拭き取っている
研究室の器具の清掃に使われるほどの品質で、ペーパーから繊維などが出ないのが特徴
ティッシュやキッチンペーパーで拭き取ると、紙粉や繊維が中に残り、エアブラシが詰まったり、塗装面にゴミが付着するので、使用しない方がよい
昔はキッチンペーパーを使用していた時もあったんだけれど、塗装面に付くゴミの原因が分からず、キムワイプにしたら激減したので、それ以降キムワイプを使用している
エアブラシのメンテナンス依頼を検討中
PS290とPS260の調子があまり良くなく、ニードルが固着したり、エアボタンが戻りにくかったりしてきた
自分で分解してメンテナンスするのもいいけれど、やっぱりプロに任せようかと迷っているところ
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