プラモデル製作 工具 のこぎり エッチングソー

パーツの切断で、カッターでは簡単に切れないような厚いもの、精度が必要な時に使用している
ガンプラの足の延長や武器の延長など切断面を綺麗に切るには、どれを使えばよいのかも簡単に説明を

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使用しているのこぎりとエッチングソー

プラモデル製作 工具 のこぎり エッチングソー

のこぎりについて

アサリ

のこぎりの「あさり」について

のこぎりの刃にはアサリがあるものがある
あさりとは、上の画像のように刃を正面から見て、左右に振れていること
あさりの役目は刃の厚さよりも太く削ることによって、摩擦を軽減し切りやすくしている
大きいものを切る分には問題が無いけど、1mm単位で作業をするような場合には邪魔になるので、下の画像の様なアサリが無いものを選択する

胴付き

のこぎりの胴付きについて

刃の反対側に何かついている「のこぎり」がある
これは上の画像のように刃が弓なりに曲がるのを防ぐためのもので、胴付きという
胴付きのこぎりは、たわまないので真っ直ぐに切りやすいけど、厚さのあるものは切れないこともある
画像のように胴付きの部分が邪魔になる

ピッチ

刃と刃の間隔のこと
ピッチが小さく、歯が細かく並んでいるほど、切り口は綺麗に切れる
ピッチが大きく、歯が荒く並んでいるものは、切り口も荒くなる

ハセガワ モデリング ソー セット TP3

ハセガワ モデリング ソー セット TP3

一番上の画像の小さい三角の鋸
色々な種類のエッチングソーとセットになっている
1番上の細長く丸い穴が開いているものは、刃を折るタイプのカッター本体に入れて、円の上や一番左のはデザインナイフの本体に入れて使うことができ便利

ハセガワ モデリング ソー セット TP3 刃のアップ

ハセガワのエッチングソーの刃のアップ

ハセガワのエッチングソーの刃のアップ
刃の形は浅く一定の凸凹がある
ピッチは細かく、アサリも胴も無く、精度の必要な小さなものをカットするのに向いている
ガシガシ乱暴に動かして使うことは出来ない、チマチマ作業するのに向いている
乱暴に扱うと刃が曲がってしまうので注意が必要

シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1

シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1の刃のアップ

ハイパーカットソー0.1の刃のアップ
ピッチは細かく胴付きで、アサリは無い、精度の必要なある程度大きいものを切るのに適している
のこぎり刃の板厚は0.1mmという薄さ
1番良く使っているのこぎり

ハイパーカットソーの袋

ハイパーカットソー0.1の袋

ハイパーカットソーには防さびの袋が付いている

タミヤ 薄刃クラフトのこ

タミヤ 薄刃クラフトのこの刃先のアップ

タミヤ 薄刃クラフトのこの刃のアップ
一番上の画像で黒い持ち手の大きな鋸
ピッチは荒く胴付きで、アサリがあるのが分かると思う
あまり精度の必要が無い、大きいものを切るのに適している

タミヤ 薄刃クラフトのこ と刃の比較

ハセガワ モデリング ソーとタミヤ 薄刃クラフトのこの刃の比較

ハセガワ モデリング ソーとタミヤ 薄刃クラフトのこの比較
刃の大きさ鋭利さが全然違う

ハイパーカットソー0.1とタミヤ 薄刃クラフトのこの刃先の比較

シモムラアレック ハイパーカットソー0.1とタミヤ 薄刃クラフトのこの比較
刃の長さはほぼ同じだけれど、ピッチの違いとアサリの有無で、刃先はけっこう変わってくる

3つの「のこぎり」の使い分け

2㎜など厚いプラバンなどを真っ直ぐ切るとき

タミヤ 薄刃クラフトのこを使っている
カッターで何度もスジを入れパキッっと割るのもいいけれど、切断面が汚くなるので、タミヤ 薄刃クラフトのこを使用すれば、真っ直ぐに切断面も綺麗にプラバンを切断できる

直線のスジボリを深くしたい場合

ハセガワ モデリング ソー セットのエッチングソーを使用している

タガネも使用するけれど、ハセガワ モデリング ソー セット TP3も使用している
四角いパーツの面を真っ直ぐに横切るスジボリなどは、タガネでラインをけがくより、最初から真っ直ぐで刃が長いエッチングソーで切るように少しだけ彫った方が綺麗に真っ直ぐラインが引ける

足の延長や短縮などでガンプラなどのパーツを切断する時

シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1と、ハセガワ モデリング ソー セットのエッチングソーを使用している

切断したパーツとパーツの間にプラバンを挟む場合などは、アサリがあるとその分、削りカスになって無くなってしまう部分が増えるので、あさりの無く真っ直ぐに切断できる胴付きのハイパーカットソー0.1で切断を開始する
胴が邪魔になったら、胴無しのエッチングソーで切り離していく
木を切断するように鋸を早く動かしたりせず、焦らずにじっくり切るのがコツ

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